本日のお題は
「深爪からの反り爪は失敗!」
こんな大胆なお題にして良いのか悩みましたが
でも正しい情報をお伝えしたいので勇気を持って。
深爪育成がネイルサロンで主流になってきている今、
深爪育成後、反り爪になっている人をよく見かけます。
そして反り爪に悩みを抱えたご相談が
最近JOCO登録サロンで多くなっています。
ですのでこのコラムが少しでも悩める皆様の力になってくれたら嬉しいです。
深爪育成から反り爪になるのは
はっきり言って、施術方法が間違っています。
どういうことかと言うと
育成とただ爪を伸びばすだけの施術は全く異なると言うこと。
ジェルネイル等、人工爪を使ってお爪をしっかり守ると
噛み癖やいじり癖があってもむしりにくく
比較的伸びやすいし、やっぱり伸びると嬉しいと思います。
だ、け、ど!!!
ただ伸ばすだけでは育成とは言えません!
爪に合わせた施術や素材を選択しなければ
人工爪に自爪が負けてしまいます。
爪に人工爪がくっつくのではなく、
人工爪に爪がくっついているイメージ。
そうなると爪が上に引っ張られて反ります。
ただ伸ばすだけでは深爪育成は失敗し、反り爪になってしまいやすいのです。
爪って繊細なのでちょっとした施術の違いや
爪の状態で簡単に良くも悪くも成長します。
爪をしっかり見て、見極めることができないと失敗します。
お客様の時間やお金を無駄にしないために
私たち爪ケアリストは
ひとりひとりのお爪に合わせて最適な施術方法を考え
お爪をトラブルから守り強くしなやかで美しい健康なお爪へと導きます。
反り爪には大きく分けて3種類あります。
1.遺伝的な反り爪(指先の骨の向きによる反り爪)
2.栄養やホルモンによる反り爪
3.ネイリストによる間違った施術による反り爪
(ネイルをし始めて爪が反り始めた方もいらっしゃるのではないのでしょうか?)
1は骨の向きを変えることはできませんので改善できません。
2,3は原因にアプローチすれば時間は結構かかりますが
反らないように爪を伸ばすことができます。
深爪さんは爪が小さいので伸ばしてみないと
反り爪になるかわからないと言われることもあると思いますが
そんなことはありません。
爪を伸ばさなくても爪や爪周りを見ればわかります。
(爪周りがひどい状態の時はある程度整えてから判断が可能になります。)
安心して欲しいのが、爪の構造上そんなに反ることは基本ありません。
反るのは珍しいぐらいです。
一度反ってしまうと反らないように戻していくのはかなり大変です。
細胞分裂の仕方を考えると、ほんと〜に時間がかかるんです。
深爪の状態から反らないように施術をする方が簡単ですし
お客様の時間もお金も無駄にしません。
できれば深爪育成する段階でサロン選びから
お爪をしっかり見れるサロンを選びましょう!
深爪から反り爪になってしまったら
元に戻すことは可能ですが、かな〜り時間がかかります。
特にしっかり爪が硬く、育成が終わってる方は数年かかることもあります。
あと、もちろん改善にはお客様の協力も必須となります。
ジェルネイルをしながら戻すことも可能ですが
ある程度デザインが制限されることもありますし。
反り具合によっては爪の長さやフォルムがご希望と沿わないこともあります。
また爪の状態に合わせた保湿の成分、順番が重要になります。
一定条件が満たないうちはオイルを塗るだけでは
反り爪は成長しにくいのが現状です。塗らないよりはマシですが。
詳しくは爪ケアリスト(ゴールドメンバー)にご相談くださいね。
深爪で悩まれている皆様は
「深爪の段階でちゃんと育てることをお勧めします。」
深爪から反り爪になられてしまった方は
地道に二人三脚で今後伸びてくる爪が反らないよう補正していくか
諦めて、見た目重視のサロンでデザインを楽しむか。
二人三脚で頑張りたい方はJOCO登録サロンの
爪ケアリスト(ゴールドメンバー)にご相談くださいね。